ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド クリア! 感想!

おはようございます。気づいたら隣の住人変わってた。

 

ようやくゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドをクリアしましたよ~。プレイした期間は短いものの、異常なハマり具合で生活リズム崩すくらい長時間やってました。おかげで久しぶりに昼夜逆転してしまいましたよ。怖いですね。それじゃ、感想の方書いていこうと思います。DLCを含むメインチャレンジ、ほこらチャレンジ、ミニチャレンジを全てクリアしたところまでを振り返りつつの感想です。コログの実や各種ミニゲームは、さすがに断念しました。コログの実は160前後です。それでは、以下ネタバレ注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はゼルダの伝説シリーズについてそれほど詳しくも無かったので、シリーズ作だからというよりは単純にSwitchで面白いゲームをと思い、本作の購入に至りました。デスマウンテンという山がある、魚っぽい種族がいる、デカいやつらがいる、リンクが主人公でガノンがラスボスといった何とも言い難い知識を持ち合わせてプレイすることになりましたが、そんな私でも充分に楽しむことができましたね。シリーズ作品の最新とか途中からプレイするのは、結構賭けみたいなところありますからね。前提知識がかなり必要なゲームだったらどうしようかとヒヤヒヤしながらやってました。ちょっとは評判とか確認して買う癖をつけておいた方がいいのかも。

 

ストーリーは正直、あってないようなものです。ゼルダや英傑たちとの関係は、自分からウツシエの記憶を辿らないと知り得ないし、エンディングもそれほど描写が多くはないですからね。メインチャレンジを達成する時の寄り道が、とにかく面白いゲームだと思います。パラセールもらった後、とりあえずハイラル城まで特攻しようとしたのは私だけではないはず。道中のガーディアンに瞬殺されてからメインチャレンジを始めるところまでがワンセット。

回生の祠出たあとの景色を一望する場面いいですよね。まさか、見える景色全て歩き回れるとは思わなかった。オープンワールドがどうのこうの言われてた時期あったけど、これは模範解答と言ってもいいんじゃないですか。普通だったら絶対登れなさそうな山とかも当たり前のように登ってて感動しましたね。リンクのスタミナと筋力やばすぎる。あの人間離れした力をがんばりの一言で表していいものなのか。でも、彼の素晴らしい能力が無ければ、私たちはオープンワールドを体験することができなかったかもしれないので、素直に感謝しておくことにしましょう。

 

天邪鬼なので、初手からハテノ村まで行きました。結局、インパ様の赦しが無いとどうしようもないぞと諭される始末。インパってゼルダ無双で出てきた薙刀使いの人だったかな~とか思いながらカカリコ村まで行くと、出てきたのは笠を被ったおばあちゃんでした。シリーズによって違うのかな。スマブラに出てきたシークの由来ってシーカー族か! と一人で納得しながら村の防具屋を探索したりしてましたね。この認識あってるかすら分からない。やはり、過去作もプレイするべきですよね。

この村のパーヤちゃんが可愛いのは周知の事実ですが、記憶を失ったせいなのか、リンクが痣のことを聞こうとして笑った。過去の記憶の君はそんなやつじゃ無かっただろう。どうしてあんな選択肢が用意されてるんですかねえ。不思議。

 

ここからどうしようかな。とりあえずメインチャレンジの感想書いてから、寄り道のこととかを書いていこう。

カカリコ村から近い神獣ヴァ・ルッタから鎮めにいったけど、ここは人によっていろんなルートがありそうですよね。正直、滝登りより耐火、耐寒の服を入手しに行った方が効率は良さそうだと今更ながら思いました。攻略見てないとそんなの気づかないから、素直にゾーラの里まで行っちゃったけどね。

ここのシド王子は、作中随一の癒しキャラです。かわいい。DLCの小さいシドくんも非常に可愛かったので、もしDLCは入れてなかったなあという人は今すぐ買ってプレイしてください。あのギザ歯笑顔が最高。語尾のゾが絶妙にバカっぽくていいよね。シドくん自体は、若者らしい革新的な考えを持ってて有能なのに、可愛いという印象しか残らないんだ。

初めての神獣内部はかなり苦戦した思い出。どの神獣も内部は結構大変でした。ここらへんから攻略をちょいちょい見始める。そして、水のカースガノンも非常に強い。足場が不安定なのと操作がおぼつかないのもあって、かなり苦戦を強いられましたね。夢幻異空でも水ガノンが一番強かった。最後、リモコンバクダンで体力削る羽目になったからなあ…。後で攻略みたら、ビタロックで氷弾くとか書いててたまげました。あと、ウルボザの怒りを第二形態で使うと書かれてて、自分の戦略眼の無さを痛感しましたね。攻略見ると、ほんとにいろんな解法があることに気づかされるので、そういう意味でも攻略は重宝します。

 

次に向かったのはデスマウンテン。神獣ヴァ・ルーダニアに乗り込むためです。どうやら、神獣の名前は過去のシリーズキャラの名前をもじったものらしいですね。そういえば、ゼルダ無双にもダルニアってキャラいた気がする。

ゴロン族は岩を食べる種族だと言われて、そんな風貌してるねくらいの認識だったのですが、まさかほこらチャレンジで本当に岩を食べるシーンを目撃するとは思わなかった…。まあまあ、カルチャーショックを受けてしまいました。実際、食べられる岩があったら、私も食べてみたいですね~。岩 食用で調べてもPyura chilensisってのしか出てこない。これ血の岩じゃん。ブラッドボーンでなかなか集まらないやつだから欲しい。

ルーダニアに乗り込む前のユン坊を誘導するところが非常に面倒くさかった。ヘリコプターをユン坊で壊していくもんだと思ってて、何度も大砲で撃ちまくった思い出。ルーダニアの内部も炎のカースガノンも大して苦戦しなかったので、なおさらあそこのイベントがしんどく感じたなあ。

 

次に向かったのはゲルドの街です。リンクの女装が騒がれてたのはこれか! と合点がいって、その時点でまあまあ満足。女装して恥ずかしがったり、街の外にいる男に好意を持たれそうになったりとなかなか確信犯的な流れが多かった印象があります。サンドブーツでは飽き足らず、スノーブーツまで脱がせにかかるとは思わなくて笑った。容赦無さ過ぎる。勘違い男は、あのクソ暑い砂漠を素足で帰ったのかな。そう思うとちょっと不憫ですよね。

この地方の中ボス…レアモブ…? 大型モブのモルドラジーク戦のBGMが好き。キングラジークが出てきて、初めてモルド/ラジークで分けると知りました。モルドラ/ジークだと思ってたよ。ヒノノックやイワロックより倒しやすくて好き。背中に弱点ついてるタイプのロック系はめんどくさすぎるから嫌いなんだ。

神獣ヴァ・ナボリスは入る前の方が大変だったな。ルージュの移動速度が早くて何度か置いてかれそうになった記憶。スナザラシと馬では挙動が違うので、それにも戸惑いましたね。神獣に入ってからはそれほど苦戦するところは無かったかな。雷のカースガノンの落としてきた柱をマグネキャッチで顔面まで持っていくの好き。

 

最後に鎮める神獣はヴァ・メド―。鳥人というか鳥系のキャラってどうも、プライド高めな印象があるのですが、みなさんどうですか。リーバルもそういうキャラになってたけど、彼は何だかんだ努力してたり、ゼルダに自分に似たところを見出したりしてたのでそれほど嫌味ったらしいキャラになってなくて安心しました。ただ、DLCの掘り下げやウツシエの記憶を見てないと、ただの偉そうな鳥になってしまうので、やっぱり人に対する態度って大事ですよね。一人だけ自分の技にルビ振ってるの好き。最初は、上昇気流なんて使わんわとか思ってごめんね。ちょくちょく役立つシーンがありました。+になると回復時間も早くなって使い勝手が良くて助かる。

 

事あるごとに今ならガノンを倒せると脳内に語り掛けてくるゼルダ姫。状況が状況だから仕方ないのだけど、指示厨っぽくて笑ってしまう。姫も内心ブチ切れながら、ンク…リンク…って言ってそう。かといって、ハイラル城に直行したら記憶ないから真エンディング辿りつけないというね。

今作、ゼルダ姫がやたら不憫で見てて辛くなっちゃった。過去作知らないからあれなんだけど、ゼルダ姫ってこんなに人間臭いキャラクターなのかな。多分、違うと思う。お付きの騎士にコンプレックスを刺激され、能力が覚醒せず肉親に叱られる…。遺物の研究も別に逃げてるわけじゃないのに、あんなに怒ることないと思う。王の株は、手記を見たくらいじゃ上がることはなかったですね。どのウツシエの記憶か忘れたけど、カエルを見てテンション上がってる姫様は可愛かったな。ハイラルを復興したら、自由に散策したり研究に没頭したりしてほしい。

 

以上がメインチャレンジの感想です。ここからは、寄り道とか諸々含めた雑多な感想。

まず、思ったのがこのゲーム、被ダメージがでかい。序盤が一番しんどかった。私の中のゼルダの伝説って、攻撃を受けるとリンクが点滅しながらハートが一個減るみたいな認識だったんですよ。それが一気に5個くらいハート消し飛ばされるもんだから、もうめちゃくちゃビビったよね。中盤くらいからは、即死することもしばしばありました。これは、大妖精の泉を見つけられず、防具の強化を全くしてなかったことが原因なんだけど。ボコブリンの槍の突きの速さが忘れられない。あと、オクタの偏差射撃の上手さよ。特に水中にいるやつのエイム力が高すぎて相当被弾した。敵の弓矢はあんまり当たらないけど、オクタの岩だけは何度も当たりましたね。今考えると、マックス回復やヨロイ系の料理を食えってことだったんでしょう。脳筋すぎてそこまで頭が回らなかったわ。

戦闘に関して付け足すなら、武器の耐久力が低すぎてすぐ壊れるのもちょっと気になった。もうちょっとだけ武器を丈夫にしてくれると嬉しいかったかな。武器がすぐ壊れるのと、それほど戦闘に旨味がないことが分かってくると、雑魚の砦とかはほとんど無視するようになってしまった。武器拾えるのに壊れると損した気分になるのはどうしてなんだろう…。

 

DLCの剣の試練は、かなり難しかったです。序位>極位>中位の順で難しかった。この試練の死んだら最初っからってのが、昔っぽさというか根性を見せろと言われてるみたいに感じましたね。極位は死ぬのが怖すぎて攻略を見てしまいましたよ。ジャストガード(パリィ)が苦手すぎて、朽ちたガーディアン6体に相当苦戦した。ビームのパリィめっちゃ難しい。ジャストと言いながら、ちょっと早めに入力しないと反応しないの罠すぎますよね。パリィを覚えたのは、ハイラル城攻略し始めてからでした。剣の試練の23階は、相当な意地の悪さを伺い知れますが、誰ですかあんな配置を考えた人は。

今作のリンクには健啖家という設定がありますが、剣の試練のせいで薪すらボリボリ食べるようになってしまいました。意外と馬鹿にできない回復量だから仕方ない。このテクニックを知らなかった序位は回復アイテムも少なくて本当に大変だったなあ。

 

リンクの体力がDLC含めても28が限界なの、めちゃくちゃモヤモヤしませんか? ここまで来たら30まで伸ばしたいって普通思うじゃないですか。DLC抜きなら体力27にがんばり3でキリがいい感じに見えるかもしれませんが、やっぱり私は欠けたようにしか見えないわけで。まあでも、30まで上げちゃうと+ハート3個とかの追加効果が機能しなくなっちゃうので、仕方ないと言えば仕方ないのかな。

ほこらを巡ってハートの器をしっかり手に入れているかどうかで、本作の難易度は大きく変わってくると思います。まだ訪れたことのない地名まで馬を走らせてみると、ほこらがあったなんてことはよくある話。コログの実を集めるなら、なおさらです。探索すればするほど自身の成長に繋がるのは、なかなかうまいことしてやられた感あっていいですね。

ほこらにも色んな種類がありますが、DLCのほこらはどれも凝ったものが多くて面白かったです。個人的に印象的なほこらは、ビタロックで岩を飛ばすやつかな。武器の耐久力が設定されてるのに、試行回数を重ねないと正答に辿りつかないタイプとの相性があまりにも悪すぎてねえ…。あれだけは許さないよ。コントローラーを傾ける、からくりタイプがあったけど、あれは結構好き。迷路のやつだけ若干めんどくさかった記憶があるけど、大体は簡単なのが多かった印象。エイムに関してもそうだけど、意外とジャイロセンサーって使いやすいですよね。弓使う時はほとんどジャイロに頼ってました。慣れるとスティックに戻れる気がしないゾ…。

 

大体これくらいのもんかな。あとは、DLC入れてるんだったらさっさとムジュラの仮面を取りに行くべきだったということくらいしか言う事はない。プルアさんのチェッキーが写真を撮る時に使われる言葉だと分かったし、幼児化してないプルアさんを見たかったくらいしか言う事はない。バイク一つ手に入れるために回生の祠地下を探索し、クッソ強いボスまで戦うことになるとは思わなかったくらいしか言う事はない。

 

いろいろ書いたけど、結論として最高に面白いゲームでした。ハマる人は一瞬でハマると思う。あらゆる平地を駆け、山を登り、海を泳ぎ、空を飛ぶことができるのは今作だけ! 始まりの台地ですら広く感じるのに、それ以上に広大な土地が待ってるとは予想だにしなかったよね。見えない壁を感じることが無いゲームは、これが初めてでした。もう、2年前、3年前のゲームになるのかな。すごいゲームに出会ってしまった。さらに、続編も制作が進行しているようですし、これは今後の動向に注目ですね!

 

思った以上に長い感想になってしまった。途中、寝落ちするくらいには書いたぞ…。こんな粗末な感想見るより、BotWをやった方が何倍も良い体験ができるので、みんなもBotWをプレイしよう! そもそも、ネタバレ注意と書いたのに未プレイの人が見ることは無いから、この宣伝はあまり意味がない気がするな。まあいいか。

それじゃ、今日はこれまで。素晴らしい体験を提供してくれたゲームに感謝しつつ、お別れいたしましょう。さようなら!

 

今日のご飯 ヒレカツ弁当