逆転裁判6 クリア! 感想!

おはようございます。これだけ寒いのにエアコンがつけられない。

 

逆転裁判6をクリアしました~。いや~面白かったッスねえ。5と比べると、3Dも綺麗になってるし、キャラのモーションもかなり滑らかになってました。モーション見てるだけでも楽しい。また、シリーズファンには嬉しい小ネタもたくさんあって。個人的にはすごくいい作品だと思います。それでは、ネタバレありの感想書いていきます。ネタバレが嫌すぎてたまらないという人は、見ないようにしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

逆転の異邦人

久しぶりの法廷。久しぶりのナルホドくん。すっかり敏腕弁護士みたいなオーラ出してるのに、法廷に立つ度に冷や汗かいてるの面白すぎるな。第一話は、犯人が最初から分かるタイプのやつだったとムービー見ながら懐かしんでましたが、思ったより真犯人が出てくるの遅くてそれに驚き。ポットディーノ・ニワカスって名前、いくらなんでも可哀想すぎて笑った。逆転裁判特有のド直球なネーミングほんと好き。豹変したあとのヨーロッパから来た発言とメタルっぽい音楽で納得させられました。逆転裁判のキャラデザ考える人すごいわ。うまいこと設定を落とし込んでて感服するばかりでございます。おなじみ、アウチ検事も出てきて、逆転裁判6を今から始めるんだな~ってしみじみとした気持ちになたよね。

御霊の託宣以外は、だいたい従来通りの感じで進めることができました。一話はまだよかったんだけど、三話以降の託宣難しくない? なんか、すごい苦戦した記憶がある。逆転裁判って、分かる時と分からない時の差が激しくて(個人差)、分からない時はほんとに手も足も出ないから困る。映像系のつきつけ、全体的にニガテだなあ。

弁護士が嫌われてる、弁護に失敗したら一緒に有罪とかいうめちゃくちゃすぎる状況なのに、依頼人を信じようとする成歩堂かっこいいけど、さすがに危なっかしいにもほどがある。これで、オートロみたいな被告人きたらもう終わりじゃん。弁護罪も大概ですけど、元の日本も3日以内に裁判で判決が決まるとかいうディストピアも真っ青の世界観ですからね。いまさら弁護士が嫌われるくらい、どうということは無かった。

 

逆転マジックショー

ここから懐かしい面々が増えてきて、シリーズやってる人は嬉しい気持ちになります。私はなりました。個人的に、逆転裁判6の中で一番好きな話かもしれない。ヤマシノのキャラとブレイクモーションがめちゃくちゃお気に入りっていうのもある。今作、ほんとにモーションが綺麗になっててよく動くんですよ。ヤマシノのブレイクはねえ、格別ですよ。

私は、サスペンスものとかでまともに推理できないので、何となくこいつが悪そうだから犯人だろうという安直な予想を立てるんですよ。この話でもヤマシノが犯人なのは何となく察しがついてたけど、まさかMr.メンヨー本人だったとは…。先に双子が出てきてたんで、流れ的にメンヨーの兄弟だとばかり思ってました。作中に、また双子でも言い張る気か? 芸が無いなみたいなこと言ってて、一人で恥ずかしくなってしまった。動機が或真敷一座への復讐で、それならしょうがないなってなりますよね。みぬきちゃんは悪い子じゃないけど、それ以外のクズの比率が半端ないので、ある意味被害者みたいなところもある。

ミミちゃんとキキちゃんいいよね。キキが肩でミミを小突くモーションが、小動物っぽくて可愛くて好き。素直な子より素直じゃない子の方が可愛く見えるのはオタク特有のビョーキなのか…? 瞬間移動マジックが双子なのは素直に感心した。

 

逆転の儀式

ようやく真宵ちゃんが現れましたよ。割と捻りなく、そのままキレイになってましたね。性格もほんとにビックリするくらい変わってなかった。それにしても、トリサマンとトノサマンが重要な証拠になるとは思わなかったなあ。写真にトノサマンウォッチを見つけた時の衝撃やばかったよ。

三話は、キャラクターも証拠も多くて長丁場でしたね。ちょくちょく苦戦したような覚えがある。ギンギルの匂いは、完全に盲点だった。ギンギル食べてたんだから匂いがするのは当たり前だろと思い込んでましたね。こういう感じに、情報を中途半端に覚えておくと思わぬところで詰まるんですよ。

ダッツはすっとぼけてるだけで、本性現したら手強いだろうなと思ってたのに、最後までアホのままである意味安心しました。ああいうやつの方が逆転裁判は強かったりするんですよ。ヒゲ無くなるまで、ハイネ思い出してヒヤヒヤしっぱなしだった。でもダッツがかんしゃく玉で遊んでなかったら、あの託宣突破できなかったんだよな…。ありがとうダッツ!

マルメルが長髪をファサ…ってするの好き。事件の被害者で祭司なのにどうしてあんなに面白いキャラが生まれるんだ。いや~まさか最後が自殺とは思わなかった。絶対、サーラが犯人だと思ったし、ブレイクモーションも遺影が高速でパラパラする感じかなって予想までしてたのに。こういうやってく内にどんどん事実が明らかになっていく過程も逆転裁判の面白いところですね。

 

逆転寄席

心音ちゃんと夕神さんが同じ弁護席に立つなんて…。ファンディスクかな? 敵だった検事が味方についてる時の頼もしさが半端ない。この話があることで、心音ちゃんはまだまだ弁護士としてはヒヨッコってイメージが強くなりました。オドロキくんが独立するくらい成長したから、今後シリーズの作品があれば心音ちゃんの成長した様子も見てみたいですね。あと思ったのが、心音ちゃんの3Dが5より凛々しいというかカッコいい感じになってたこと。他の女性の方々はキレイって感じなのに、心音ちゃんだけカッコよくなってた、あれは何かしら意図があるのかな。普段の顔が良いだけあって、顔芸の時がひどくなっちゃったけど、まあしょうがない。

まさか、落語の演じ分けを多重人格として出してくるとはね。これにはやられました。いつものオモシロモーションだと思ってたから、意味のあるものだとは思わんかった。このゲーム作ってる人の中に、意表を突く天才がいる。結構、思い込みとか錯覚みたいなところを上手いこと利用してきますよね。後で書くけど、5話の軍曹もショーゲキだった。

 

逆転の大革命

5話のみぬくと指紋調査が難しすぎて気が狂うところだった。どちらも、もうちょっとヒントが欲しかった。スーツケースを開けたりするときに指紋がつくってヒントから、どうしてそこらへんに張り付けてあるステッカーに指紋があるんじゃ。みぬくは、全体的にもっとヒントが欲しい。アマラさまのみぬく分からなさすぎて、初めて攻略見ようか悩んだくらいには苦戦した。

これまで散々、ドゥルクは恐ろしい革命派のリーダー! みたいな印象付けをされていたので、あまりの聖人っぷりに感動。後付けとはいえ、確かにオドロキくんの父親なんだと思わせる説得力がありました。服まで用意されたら、もう霊媒は生きてる人間と区別がつきませんね。なんとも恐ろしい技術です。

主人公同士の対決として民事裁判を選んだのもなかなか面白い。正面の立ち絵だと、成歩堂さんの強キャラ感すごくて笑った。こんなガタイの良いトンガリ頭の男に、何度も指をつきつけられたら泣いちゃうますよ。本気でハッタリかましてくる成歩堂さんとも戦ってみたかったっすね。

サナギ軍曹が、どうしてもハートマン軍曹に見える。どうなんだろ。普通にハートマン軍曹が元ネタなのか、そういうキャラクターは自然とハートマン軍曹に集約されるのか。多彩なモーションのおかげで、絶対証人になるぞと思ってたら案の定だった。無線機やオウムが証人になるんだから、ラジコンヘリくらいは予想の範囲内ですよね。ただ、引きこもりがあんな美少女だとは思いもしなかった。学校がどうのと言ってたから、高校生の男子くらいかなと予想してたんですけど、いや~なるほどね。

清木も前座の犯人の割に面白いキャラしてましたね。清木のブレイクも面白くて好き。あまり派手なモーションが無かったからどうなるかと思ったけど、あの演出はたまげたわ。ここまでストレートな小物もなかなか無いですよ。

 

絶対、インガがラスボスだと思ったよね。見事に裏切られました。速攻、死ぬとは思わないじゃん。あんだけ黒幕感出してたのに、あっけなく死んでしまうのね…。レイファの誕生日を暗証番号にしていたところを見ると、ガランよりは親心があったのかもしれない。死んでから霊媒で蘇り、焦って霊廟まで走ったらまた霊界に送り返されるの無慈悲すぎてちょっと面白かった。最後に聞く声がダッツの笑い声なの地味に可哀想。

最後にナユタとの対決だと思ってたら、ガランが検事になるとは…。あからさまに悪役然としてて、もうちょいオーラを隠す努力をするべきだと思った。良くも悪くもガランのインパクトが強いから、ナユタの印象が薄れてしまったのがちょっと残念ですね。めちゃくちゃ悪口ばかり言ってくる検事って印象しか残らなかった…。レイファの成長がしっかり書かれていた分、どうしてもねえ…。検事って、次作以降の掘り下げがあったりなかったりするので、もしあるならナユタくんの話をもう少し聞かせていただけると嬉しい。

ナユタの成長分をレイファさまに全振りした結果、親思いで責任感もある可愛い子になってしまった。地味にこういう性格の子、今までのシリーズで出てなかったら新鮮でした。レイファさまのドヤ顔ほんとすき。託宣のシステムのせいで、ずっとグヌヌ…ってなっててちょっと可哀想だった。本作の観衆というか民衆が結構野次飛ばしてくるので、ああいう民衆の前で託宣のムジュン突かれまくったら泣いちゃうよ。結局、レイファの言う優しいインガを作中で見ることはなかったけど、どんな感じだったんでしょうね。気になる。

ガラン検事のむちゃくちゃやってるの面白くて好き。裁判中に法律書きかえる奴がどこにいるんだよ。そんなことしたら裁判の意味なくなるでしょ! やっぱ、検事局長や裁判官より王の方が強いってことですね。ブレイクも親衛隊が良い味出してて面白かった。霊力がないってところに気づいた時みたいな、視界が開ける感じを味わえるのもこのシリーズの良い所ですよ。たまに気づきすぎて、つきつける証拠間違えたり、逆に推理が追い付かなくて全く証拠分からなかったりするときもあるけど。

 

時を越える逆転(DLC)

DLCだから、探偵編もない短い話だろうと思っていましたが、予想以上のボリュームでございました。タイムトラベル、タイムトラベラーの意味が分かった時の衝撃たるや。また、懐かしい面々が揃って裁判に臨んでるもいいですね。ファンディスクかな。

矢張や御剣のモーションが昔と全然変わってなくて、懐かしさが溢れ出しました。矢張のギザギザ歯を見て、感動する日が来るとは…。矢張のスケッチで、飛行船の状況を一変させたりするあたりもまた懐かしい。一目惚れしたから勝手に仕事を手伝おうとするの、冷静に考えると怖すぎる。矢張じゃなかったらドン引きですよ。あと、その奇妙なジャケットはなんなんだ。シャツとネクタイでかっこよくキメてるのに、どうして珍妙なジャケットを着てしまうのか。

御剣は、すっかり丸くなっちゃいましたね。昔はあんなにかっこよくヒラヒラをたなびかせてたのに、本編じゃヒラヒラを犬に噛まれるてるし。メガネをかけたことで父を想起させる貫禄が出てきたにも関わらず、法廷に立つといつも通りグヌヌってる。大事な場面では、しっかり真実を追求する姿勢を見せてくれるから、総合的にはかっこいいままで終わりましたね。

茜ちゃんがいるからイトノコ刑事の出番が無くて悲しい。役割が被ってもいいから、イトノコさんも出しておくれ。今、一生懸命イトノコ刑事のテーマを耳コピしてるんで、これが完成した暁にはきっと次作にはイトノコ刑事が出ると信じてます。

 

雫さんのなんといいますか、ちょっとめんどくさいんだけど決して悪い人じゃない、被告人らしいキャラ好きですね。ウエディングドレス着てるのに雑巾で留置所のガラス拭いてるのとか、フライパンに調味料かけて振ってるモーションが、またらしさがあっていいですよね。DLCの話全体が、懐かしい感じでいい。あと、来人の後ろにジェットパックみたいなのついてて、真犯人だったら飛びそ~とか思ってた矢先に飛んでて笑った。

十文字さんは、背景が結構重たいから犯人だけどそこまで嫌いになれないですね。彼のブレイクも好きなんですけど、これまでと趣向が違うから、見てて悲しくなる。肩のメカを必死に直そうとしてたけど、あれは何を模したものだったんでしょうね。人の頭かな? なんにせよ、あのブレイクは結構衝撃でした。

 

思ったより長くなったな。本作は、オドロキくんが主人公としての力と実績を身に付けるお話でしたね。さすがにあの流れだと、クラインに残るよね。次作以降、オドロキくんが出てこれるのか心配ですが、いきなりピアニストになってまた弁護士に復帰するような人もいるので大丈夫でしょう。新キャラも昔のキャラも活躍の場面があってサイコーでした。BGMも相変わらずレベルが高い。個人的には尋問のアレグロが好きですね。

一気に集中してプレイしたので、結構覚えてるところも多く、たくさん感想を書いてしまいました。いや~面白いゲームだった。ちょっと間を空けてから、大逆転裁判2もやろうと思ってます。大逆転裁判も2によって完成されたゲームに仕上がっていると専ら評判なので、めちゃくちゃ楽しみッス。

というわけで、そろそろ終わりましょうか。これにて閉廷! さようなら!

 

今日のご飯 キャベツ(レタス)がいっぱいのお好み焼